楕円チェーンリングについて
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- 2025年8月10日
- 読了時間: 3分

楕円チェーンリング(Oval Chainring)は、クランク1回転の間にペダルの回転抵抗が変化することで、
効率やパワー感を変えるパーツです。
特にタイムトライアルや長距離エンデューロでは使う選手も多いですが、メリットとデメリットがはっきりしています。
個人的に2014年から10年程オーシンメトリックチェーンリングを使っており、途中でQ-RINGS QXLも使用し。
コンポーネントのモデルチェンジごとに買い替えて来ました。
その経験を多くの人の参考になればと思います。
メリット(効果)
1. 効率的なパワー伝達
楕円の形状により「踏み込みが強い位置」でギア比がやや重くなり、「力が入りにくい位置」で軽くなります。
これによりデッドスポット(3時〜5時/9時〜11時付近)を減らし、踏力のピークを平準化できると言われています。
2. スムーズなケイデンス維持
ペダルの回転が途切れにくくなるため、特に低ケイデンスや登りで回しやすく感じることがあります。
3. 関節・筋肉への負担軽減
一部のライダーは、膝や股関節への衝撃が少なくなると感じます。
→ 実際、膝トラブル持ちのプロ選手も採用例あり。
4. TTや一定出力で有利な場面
タイムトライアルのように一定出力で走る場面では、ペダルの踏力波形が安定しやすくなります。

デメリット
1. 変速性能の低下
特にフロント変速は真円よりもスムーズさが劣る場合があり、チェーン落ちや変速遅延が起きやすい。
→ 対策:メーカー推奨のフロントディレイラー位置やアジャストを厳密に行う必要あり。
2. 慣れるまで違和感
最初の数回はペダル回転が「少し変なリズム」に感じる人が多く、ケイデンスが不安定になりやすい。
3. 効果が人によって異なる
科学的研究では「効率向上は明確な有意差なし」という結果もあります。
→ 実際にはフィーリング依存が強く、「踏みやすい」と感じる人と「違和感しかない」という人に分かれる。
4. 重量と価格
同じグレードの真円チェーンリングより少し重く、価格も高め。
5. セッティングがシビア
ボルト位置や楕円の角度(位相設定)を自分のペダリングに合わせないと、逆に効率低下の可能性あり。

まとめ
タイムトライアルや登りで踏力を均等化しやすい→ 有効な人にはパフォーマンスアップの可能性大。
スプリントや急加速ではあまり恩恵なし→ トラックやクリテリウムでは採用率低め。
最終的にはフィーリングと適切なセッティング次第で効果が決まるパーツ。
2025年現在のメインコンポーネントがシマノのアルテグラ12速di2であり、
どうしてもフロント変速の相性が悪く、チェーン落ちが多発する為やむなく真円のチェーンリングに10年ぶりに変更したが、
長年楕円チェーンリングを使って来た経験からか、ペダリングの違和感はあまりなかった。
楕円チェーンリングのお陰で自ずとペダリングが上手くなっていた気がする。









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