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Enve 2.3 SESのススメ

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  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

ENVE SES 2.3 は、ENVE のホイールラインナップの中でも軽量クライミング&オールロード向けに特化したモデルです。

主な特徴とおすすめポイントとデメリットをご紹介します。



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ENVE SES 2.3
ENVE SES 2.3

ENVE SES 2.3 の特徴


1. 用途設計


ヒルクライムやグラベル混じりのロードレース向け

高山ステージやアップダウンの多いコースで有利

UCIワールドツアーのクライマー用として設計


2. リムハイト


フロント:28mm

リア:32mm

→ 超浅リムで、横風安定性と登坂時の加速レスポンスが非常に高い


3. 重量


実測:約1,197g(チューブレス対応)

ENVE史上最軽量モデルで、同クラスのカーボンホイールでもトップクラス


4. 空力設計


SES(Smart ENVE System)形状で浅リムながら空気抵抗を最小化

28Cタイヤ最適化設計(実測幅は30mm前後になる)


5. 素材&構造


アメリカ製ハンドビルド

フックレスチューブレス仕様(最大空気圧 72.5psi / 5bar)

リム内幅 21mm → ワイドタイヤ(28〜32mm)に最適




おすすめポイント


1. 軽量かつ剛性バランスが高い


約1,200g前後の超軽量で、ヒルクライムTTや長距離の登坂区間で脚が残りやすい

低慣性モーメントで踏み出しが非常に軽い


2. 横風の影響が極めて少ない


高速巡航ではなく、風が強い山岳やテクニカルダウンヒルで安定


3. チューブレス運用前提


低圧での快適性&グリップ性能が向上

ロングライドや荒れた路面でも疲労軽減


4. 多用途対応


純ロードだけでなく、舗装メイン+軽グラベル混じりのライドでも使える

ENVEのリムは耐衝撃性が高いので安心



逆に向かないケース


平坦高速巡航がメインのレース(空力より軽さ重視なので)

40km/h超でのロングTT(ENVE SES 4.5や 6.7のほうが速い)



個人的なインプレッション

まず漕ぎ出しの軽さは比類する事が無いくらい軽く、あっという間に時速30kmに到達し、

上りの軽快さも最速クラスだと思いますし、ヒルクライムレースなら最速候補だと思います。

平坦の速度維持は時速40kmぐらいからキツくなってきます。

ロングライドに於いてもホイールの硬さをあまり感じず、横風の影響も受けづらく疲労感を感じない印象です。

デメリットを挙げるとすれば、価格とリアハブの回転の渋さ。

特にフリーハブの機構はMAVICのID360のフリーハブなので、約1000kmでグリスアップしなければならず、

面倒な所と性能に疑問を感じます。


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まとめ


ENVE SES 2.3 は「軽さ・安定性・万能性」を兼ね備えた山岳向けカーボンホイールで、

ヒルクライム、アップダウンのあるロングライド、軽グラベル混じりのロードレースに特におすすめです。

一方で、平坦TTやエンデューロでは物足りないので、使い分けが理想です。



 
 
 

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